fm Venusのブログ

私達の本当の敵は何処にいるのだろうか?

アサド大統領の素顔・シリアの真実を知ってほしい

シリアのアサド大統領が、およそ6年に及ぶ内戦状態に陥って以降、日本メディアとして初めてJNNの単独インタビューに応じました。


取材は今年1月17日、シリア・ダマスカスで行われたもので、アサド大統領は、30万人とも言われる空爆などでの死者が出たことやアメリカ・トランプ新政権への思い、また、今後のシリア再建に向けた日本の協力への期待などについて語りました。


※外国メディアによるアサド大統領のインタビューについては常に「ノーカットで放送・掲載すること」との条件がついています。


シリア・アサド大統領、単独インタビュー(全録) TBS NEWS




【インタビューの一部を記載します。】


記者:「シリア軍とロシア軍は住宅街や病院などを空爆していると批判されています。そうした人的な被害はアレッポ制圧に必要だったとお考えですか?」


アサド大統領:「爆撃や戦争犯罪についてロシアやシリアを非難しているのはテロリストを支援している国々で、アメリカ、イギリス、フランス、トルコ、カタール、サウジアラビアなどです。(映像では下線部の字幕はカットされています。)


彼らはメディアや政治を通してテロリストを支援し武器や資金を送り後方支援を行っています。彼らにシリア市民のために声を上げる権利などありません、彼らこそが罪のないシリア市民が 6年にわたって殺されてきたことの原因だからです。 これが第一です。


次に憲法や法律そして道徳的な点からも 政府の役割は国民をテロリストから解放することです。国の一部をテロリストが支配し市民を殺し全てを破壊され、ワッハーブ主義という増悪に満ちた思想を市民に押し付けているその時に政府が何もせずに見ているだけなんて許されると思いますか?しかしテロと戦わざるを得ない場合残念ながら死傷者が出てしまいます。我々は死傷者をなくすため出来る限りのことをしました。


市民のためにと叫んでいる人たちは シリアやロシアが一般市民を殺しているという証拠を一つでも出しましたか?もう一つ、政府が自国民を殺すことは道徳上できるでしょうか?もし我々が自国民を殺していたら6年もの間、政府として軍としてあるいは大統領として持ちこたえることができたと思いますか?それは非論理的です現実的ではありません。我々がここにいるのは国民の支持があるからです。でも必ず死傷者は出てしまう、 我々は本当にこの戦争を早く終わらせたいのです、それがシリアの人々を救う唯一の道です。」



記者:「シリア軍は塩素ガス爆弾を使用した疑いが指摘されています。 そのことは否定しますか?」


アサド大統領:「化学兵器のことをおっしゃっているのだと思いますが、化学兵器というものは数時間で数千人を殺害します。


そのようなことはこの戦争が始まって以来シリアでは起きていません最も重要なことは道徳的に政府としてそのようなことはしません。申し上げたように自国民を殺したり 大量破壊兵器を自国民に使うというのは不可能です。


これはさらに重要ですが2013年に我々は化学兵器を禁止する条約に署名し、それ以来我々は化学兵器を放棄し、すでに保有していません。実際にはテロリスト側がそのような兵器を使っている最初は2013年でした。


2013年春には国連に調査団を派遣するよう要請しましたが、 アメリカが我々の要請を妨害したのです。アメリカは調査団がシリアに派遣されれば テロリストが塩素ガスをシリア軍兵士に使ったとの証拠が見つかるとわかっていた。


私はシリアに関する西側のストーリーを反映する指摘は完全に否定します。それはシリア政府やシリア軍を悪者に見せるための手段の一部です。」


シリア・アサド大統領、単独インタビュー(全録) TBS NEWS (約27分) 驚くべき事実が語られています。ISISとアメリカ、トルコの関係についても・・



Assad informs Japan, the Truth about Syria (1-19-17 Rare interview) in English



次の映像は訪問先で市民に歓迎されるアサド大統領の姿です。



アサド大統領:メイドイン、シリアのイベント会場を訪問 مقتطفات من زيارة الرئيس الأسد لمهرجان صنع في سورية