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私達の本当の敵は何処にいるのだろうか?

経済学の真実に気づいてしまった経済学者

経済学のマネータブーに切り込んだ元同志社大学大学院経済学教授の山口薫氏は今回紹介する動画の中で貨幣システムについて次のように述べています。


【マクロ経済学では中央銀行が貨幣を供給し貨幣の供給量を調整することによって経済政策を運営していると教えてもらったのです。
しかしながら、中央銀行というものについては、そこでは一切教えてもらえませんでした。
私は事実を知って驚愕したのです。例えばアメリカの連邦準備制度は100%民間所有の民間会社です。
そして日本の中央銀行といわれる日本銀行も実は55%が政府所有と言われていますが事実上民間会社でその証券はナスダックという株式市場で売買されています。
まず我々は中央銀行は政府の銀行だと思っていましたが、全く違ってそれは民間会社であること、これにまず驚きました。
次に民間銀行が貨幣の供給を自由にコントロール出来るということですが、実は100%できないことがわかりました。
中央銀行は何をやっているかというと、まず無からお金を作り出しています。どうやって作り出しているかといえば誰かがお金を借りに来た時にお金を発行します。
ではだれが借りに来るかといえば先ず政府、それから都市銀行がお金を借りに来ます。
無からお金を作り出すことによって中央銀行自身が国債金利などで利子収入を得ます。
次に都市銀行は中央銀行が作り出したお金を元にしてそのお金を中央銀行に準備金として預けて、そこからまた、無からお金を作り出す、そういう事で都市銀行も金利を得ています。
中央銀行と民間銀行(都市銀行)は2重の銀行が無からお金を作って、それを経済に投入して経済を運営している、というシステムであることがわかりました。
もちろんこのシステムがうまく機能していれば問題ないですが、こういう無からお金を作り出す制度がバブルを生みだす、バブルが弾けて不況を作り出すという原因であることがわかったのです。
実際1929年の大恐慌ではこういう風にして民間銀行、中央銀行がバブルを作ってそれが崩壊して大恐慌を迎えた、そういう事に気づいた経済学者が(当時)いたのです。
シカゴ大学の経済学者ですが、彼らが提案したのはシカゴプランと言われます。
内容は何かというと銀行がそういう無からお金を作り出してバブルを作ったりそれゆえに不況になったり、経済を混乱させる、「こういうシステムは止めましょう」とシカゴプランを作りました。
ところがこの考え方は銀行システムから利益を得ている銀行家の虎のしっぽを踏んでしまいました。
その後このシカゴプランはタブー視されてきたのです。】



かつてジョン・F・ケネディ大統領もこの民間銀行が通貨を発行している通貨発行権をめぐって闘いを挑んだ事がありました。
ケネディ大統領は、民間の中央銀行から国に通貨発行権を取り戻そうとしていたのです。しかし残念なことに政府が紙幣を発行した半年後にケネディ大統領は暗殺され、その後政府発行の紙幣は全て回収されてしまいました。↓↓


過去の記事です。参考までにどうぞ


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すべての戦争は通貨発行権(お札スリスリ詐欺利権)の為にあること、ご存じでしたか? 諸悪の根源、通貨発行権とは何か?