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私達の本当の敵は何処にいるのだろうか?

パレスチナの人々の悲しみとイスラエル建国の秘密


シオニスト政権イスラエルによってパレスチナが占領されてから70年が経過しました。この日をパレスチナでは、「ナクバ・大災厄(だいさいやく)の日」と呼んでいます。


Nakba Day Palestine Burns「ナクバの日:パレスチナの怒り」日本語字幕
字幕ONで日本語表示されます。1分40秒



パレスチナ・ナクバの日 - Pars Today2018年05月14日より引用します。
「ナクバの日は、パレスチナ人にとって、1948年のイスラエルという偽りの政権の誕生と共に、彼らの領土の占領、パレスチナ人の多数の殺害と拘束を想起させる日です。


70年前の1948年5月14日、シオニストはイギリスの支援を受けて、数十年をかけて、最終的にパレスチナの領土を占領するという陰謀を達成しました。パレスチナの占領当初から、パレスチナと地域の人々は、一瞬たりともシオニスト拡張政権の陰謀から解放されたことはなく、それは今も人々の心を苦しめています。こうした中、時の経過とこの政権の更なる弾圧的な兵器の装備、暴力行為の激化もまた、この政権の危険性を拡大しています。この問題は、この政権に対する世界の懸念を引き起こしています。」




UNSC(国連安全保障理事会)は、パレスチナでの殺害を非難する、この問題の特別会議を開催しました。
集まった各国の主要メンバーが暴力を終わらせるための措置に真剣に取り組んでいるようには思え無いとRT(ロシア・トゥデイ)は報じています。


US calls on UNSC not to blame Embassy move for Gaza violence(米国の要請で行われたUNSCだが、米国は大使館移転の責任を取らない)日本語字幕
字幕ONで日本語表示されます。4分30秒





パレスチナの人々の悲しみが消えることはありません。イスラエル軍は非武装地帯で抗議行動しているパレスチナの民間人に対して、ライフル銃でねらい撃ちするという非人道的行為をしているのです。


次の動画をご覧になって、なぜ撃たれるかもしれないデモに多くの人々が参加するのか、不思議に思われる方もいると思います。私も疑問に思ったので、パレスチナの事情をよく知っている方に聞いてみたところ、70年間一向に改善しない現状に意を決して死ぬ覚悟で家を出てデモに参加しているそうです。未来のパレスチナのために死を持って抗議するということなのでしょうか。その思いは深刻です。




IDFは世界で最も不道徳な軍隊です。パレスチナの民間人を撃った後、彼らは負傷者を必死に助けようとするパレスチナの救助隊の行動を阻止したのです。




動画を追加します。先ほどのRTニュースでパレスチナ人のジャーナリストの死について触れていましたが、そのジャーナリストは心優しい人だったそうです。
「イスラエルの占領は彼女の家族を奪い、唯一の兄弟も奪った。」日本語字幕








イスラエルはどういう人たちによって何のために作られたのか?イスラエル建国の秘密


ユダヤ人でテルアビブ大学のシュロモ・サンド教授(71) 歴史学の著書「ユダヤ人はいつどうやって発明されたか」を紹介した新聞の記事(10年前)を引用いたします。
Who's afraid of Finkelstein?  By Haaretz Editorial : さてはてメモ帳 Imagine & Think!


「著者はユダヤ人でテルアビブ大学のシュロモ・サンド教授=歴史学。3月にヘブライ語で出版され、アラビア語やロシア語、英語に訳される予定だ。


著書では、今のユダヤ人の祖先は別の地域でユダヤ教に改宗した人々であり、古代ユダヤ人の子孫は実はパレスチナ人だ――との説が記されている。


サンド教授は「ユダヤ人は民族や人種ではなく、宗教だけが共通点」と指摘。第2次世界大戦中に約600万のユダヤ人を虐殺したナチス・ドイツが、ユダヤ人は民族や人種との誤解を広めたとする。


そのため、イスラエル政府が標榜(ひょうぼう)する「ユダヤ人国家」には根拠がないと批判。「パレスチナ人を含むすべての市民に平等な権利を与える民主国家を目指すべきだ」というのが著者の最大の主張だ。


シオニズム運動は欧州で迫害されたユダヤ人たちが19世紀末に起こし、「ユダヤ人国家の再建」を目指した。運動の根拠になったのは、ユダヤ人が紀元後2世紀までにローマ帝国に征服され、追放されたという「通説」だった。


これに対し、教授は「追放を記録した信頼できる文献はない。19世紀にユダヤ人の歴史家たちが作った神話だった」との見解だ。パレスチナ人から土地を奪うことを正当化するために、「2千年の離散の苦しみ」という理由が必要だったという。


教授によると、古代ユダヤ人は大部分が追放されずに農民として残り、キリスト教やイスラム教に改宗して今のパレスチナ人へと連なる。イスラエルの初代首相ベングリオンらが建国前に著した本の中で、パレスチナ人たちをユダヤ人の子孫と指摘していた。ユダヤ人の入植で対立が深まる中で、パレスチナ人を子孫とは言わなくなったという。


教授は「新説ではなく、建国指導者らが知りながら黙ってきたことをはっきりさせたにすぎない」と語る。」引用終わり。


シュロモ・サンド教授(2014年、RTインタビューのスクリーンショット)


シュロモ・サンド教授の説を見ると、どういう人たちがイスラエルを作ったのか大方見えてきます。上記の一部「今のユダヤ人の祖先は別の地域でユダヤ教に改宗した人々である。」このユダヤ教に改宗した人々とはアシュケナージ・ユダヤ人、つまりハザール人のことを指しているのだと思います。ハザール国については下記参照してください。


「古代バビロンの黒魔術オカルトを実践していたオリガルキーが仕える非常に邪悪な王の下でカザール国が誕生した。ハザール国では、日常的に盗賊行為、窃盗、殺人が繰り返され、周辺国を脅かす非常に野蛮な国であった。」
“ハザール・マフィア”の隠された歴史-その1/古代バビロンの黒魔術オカルト、金融マジックと侵略 - 新・ほんとうがいちばん


あくまでも推測ですが、タルムードという悪の思想を受け継いだシオニスト達が表向きにはユダヤ国家再建ということで進めていたのでしょうが、本当の狙いはもっと深くて、ハザール王国の再建、もしくは彼らの理想とする世界(NWO)を先ずはイスラエルで設立するということなのかもしれません。


そう考えると思い浮かんでくる幾つかの疑問が、妙に納得できるのです。「今回の米大使館移転で、なぜ世界中の多くの人々から理解を得ていないのにあれだけ強引なことをしたのか?米国やEUなどはなぜイスラエルの悪行を非難しないのか?なぜ世界はイスラエルに注目しているのか?そして、パレスチナ人に対してあれだけ酷いことをしてもなぜメディアが正確に伝えないのか?」等々


世界中のアシュケナージ・ユダヤ人、シオニスト達が考えている母国はハザール王国の再建ともいえる彼らの聖地イスラエル以外にありません。つまり米国の上にはイスラエルがあり、イスラエルが絶対的権力を持っているのではないかと私は思います。


カンヌ国際映画祭2018でレバノン国籍の女優(Manal Issaさん)は勇気ある行動をしました。レッドカーペットの上で「ガザへの攻撃をやめろ!!」のカードを掲げました。イスラエルを批判するということは今後ハリウッドで仕事ができなくなるかもしれません。日本のマスコミはこの話題に触れないでしょう。なぜならイスラエルという国の恐ろしさをよく知っているからです。


Stop the Attack on Gaza: Lebanese Star Manal Issa Holds Sign in Cannes



イスラエルのパレスチナへの暴力行為と領土問題は、パレスチナを植民地支配していた英国の二枚舌外交ゆえに起きたといわれていますが、私は、それ以前からパレスチナにイスラエルを作るという計画はすでに彼らシオニストが強力に推し進めて来た事だと思います。つまり二枚舌外交云々は行動計画内の一つの出来事であり、それを口実として流布されてきたのではないでしょうか?


そして古代ユダヤ人の子孫は実はパレスチナ人であるというシュロモ・サンド教授の説には驚きましたが、パレスチナの人々が民族浄化という恐ろしい迫害をイスラエルから受け続けている理由も見えてきそうです。



最後にジュネーブ大学の学生によって行われた特別なアートワークの動画を貼り付けます。「人々に対する占領の罪を非難するために。」パレスチナの人々を表します。
(演出の紙飛行機は銃弾を表現しています。)



パレスチナの人々に対する占領の罪を非難するために。







参考記事
Who's afraid of Finkelstein?  By Haaretz Editorial : さてはてメモ帳 Imagine & Think!



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