新疆ウイグルの人々は1990年以降、国際テロ組織に数千にも及ぶ攻撃を受けてきました。テロに対峙して新疆の人々の命と安全を守ってきたのは間違いなく、中国人民解放軍です。
中国北西部に位置する新疆ウイグルは、広大な大地に囲まれて、近年観光地としても知られてきており、そこには歴史的な文化遺産も数多く存在しています。人々は豊かな土地で、56もの民族がそれぞれの文化を尊重しながら共に暮らしています。
写真は新疆ウイグル自治区に位置する大都市のウルムチ市です。人口352万 (2017年当時)
こちらは ウルムチ 天山 天池国立公園 「天池湖」です。蒼い湖が美しい天山天地。荘厳な山々に囲まれた神秘的な湖がウルムチの大自然を映し出します。
壮大な新疆の「イリ・キャニオン草原」
イーリ・カザフスタン自治州は、新疆ウイグル自治区の北西部に位置し、カザフスタンと国境を接しています。歴史的に見ると、イリは古代シルクロードの北の玄関口であり、現在では西の玄関口となっています。 比較的雨が多く、気候も温暖なため、「漢海の湿潤な島」と呼ばれています。
新疆ウイグルは、美しくて広大な大地を誇ります。
あまり報道されていないことですが、新疆ウイグルの人々は1990年以降、数千にも及ぶ無差別のテロ攻撃を受けてきました。
テロを起こしていた組織は、当初から国際テロ組織アルカイダと密接なつながりを持っているETIM(東トルキスタン・イスラム運動)です。これは長きにわたり、新疆を中国から分裂させようと企て、テロ活動を繰り返し、中国のみならず国外の安全保障にも深刻な脅威をもたらしました。
そのため、2002年国連安保理はETIMをテロ組織と認定し、資産凍結や渡航禁止、武器売買の禁止などの制裁処置を科したのです。
旗を掲げる東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)のウイグル人戦闘員
https://asiatimes.com/2021/08/taliban-wont-readily-cut-ties-with-anti-china-etim/
このテロ組織が新疆ウイグルの人々に対して、数多くの悲惨な事件を起こしてきたのです。ETIMが新疆で起こしてきた事件を一部映像で見ることができます。
視聴制限がありますが、よろしければご覧ください。⇩
新疆ウイグルの人々の命と安全を守っているのは、間違いなく中国人民解放軍です。
彼らは昼夜を問わずテロリストと対峙しています。そのおかげで現在は新疆の安全が守られています。近年テロ事件は起こっていません。
映像は中国とシンガポールが都市型反テロリズムをテーマに
合同軍事演習をしている様子です。⇩
新疆ウイグル自治区は、テロや宗教的過激主義の蔓延を効果的に抑制していることから、観光を支柱産業とし、経済発展を支えるために、3億人の観光客を誘致する計画であると、地元当局が発表しています。
NW China's Xinjiang aims to lure more tourists - CGTN
現在、新疆ウイグル自治区を訪れた観光客数は延べ1億5千万人を突破し、前年比40%以上増加しました。(2018年当時)
新疆ウイグル自治区烏魯木斉(ウルムチ)市の大巴扎(バザール)景勝地で踊る女性と観光客
経済発展が進む新疆ウイグル自治区ですが、12年前の2009年7月5日には、最も悲惨な事件が起こっていました。それはウルムチ市で発生した漢族とウイグル族の間で起こった騒乱事件のことです。これは海外の独立運動組織の煽動により起こされたテロ事件です。
この写真は「中国政府がウイグル人を弾圧している」ということで、よく目にします。
事実は海外勢力から陽動された一部の暴徒のデモがウルムチ市民を巻き込んで大きな暴動を起こし、その際に起きた民族間の暴力行為で多くの尊い命が奪われました。写真はその時の様子です。
新華社通信によると死者192名、負傷者1721名に上る犠牲者が出たということです。
以下ウィキペディアより引用します。
【2009年6月25日から26日にかけ、広東省韶関市の香港系玩具工場で、「ウイグル族による漢族女性暴行事件が相次ぐ」とのデマをきっかけに、100名以上の漢族従業員がウイグル族従業員を襲撃した。
ウイグル族2人が死亡し、ウイグル族・漢族双方合わせて約120人が負傷した。ウイグル族が殺傷されたことについて、襲撃側の刑事処分が曖昧にされたことからウイグルでの不満が高まり、ウルムチ市での事件の引き金になったとされる。
7月5日夜、ウルムチ市内でウイグル族住民約1000人が事件に対する当局への抗議デモを始めた。やがて暴徒化したデモ隊は漢族住民を襲撃し、建物や車両に放火した。
およそ3000名がデモに参加し、デモを鎮圧しようとして治安部隊がデモ隊に発砲、デモ参加者との間で衝突が発生した。中国当局は、海外の独立運動組織の煽動により、計画的に引き起こされた「暴力犯罪」だと主張している。】
この写真のタイトルは「不当逮捕だ、夫を返せー」です。
確かに大規模な暴動を鎮圧するために、ウイグル人の暴徒が中国当局に逮捕・拘束されたはずです。
大混乱の新疆ウイグル自治区ウルムチ市の様子です。(2009年7月)⇩
主流のマスメディアや右翼系の人たちは、このような当時の写真を基に「中国政府がウイグル人を一方的に弾圧して民族浄化をしている」という論調で語っていますが、2009年ウイグル騒乱についてのウィキペディアを読むと、「海外の独立運動組織に煽動されたウイグル人の(千人を超える)デモ隊は暴徒と化して、漢族住民を襲撃し、建物や車両に火をつけた。そして、そのデモ隊を鎮圧するために中国当局が逮捕・拘束した」ということです。
ですので中国当局がウイグル人を一方的に弾圧しているという解釈は誤りであることがわかります。
繰り返しますが、中国当局は、この事件を海外の独立運動組織の煽動により引き起こされた「暴力犯罪」だと主張しています。その組織とはETIM(東トルキスタン・イスラム運動)と世界ウイグル会議のことだと思います。
これら組織の主な資金源はNED(全米民主主義基金)です。
NEDは世界の民主主義を支援するNGOなんだそうです。しかし、実際には民主主義を破壊している団体です。これは有名な話です。
人民網日本語版にNEDの企みが記載されています。⇩
「FBI元通訳が新疆に対する米国の企てを暴露」
http://j.people.com.cn/n3/2021/0416/c94474-9839808.html
東トルキスタン(存在していない空想の国、過去の地域名称)のマスクを被った抗議者
2019年4月6日ワシントン
NED(全米民主主義基金)は米CIAと密接な関係があります。この組織が作られたのは、ある意味CIAによるものです。
このNGO設立の規約を作ったアラン・ワインスタインは「我々が今日行っていることの多くは、25年前にCIAが秘密裏にやっていたことだ」と語っています。下の画像⇩
Russia Todayのスクリーンショットより。
香港デモを煽っていたのもこの団体です。⇩
そもそも、テロリストとかテロリズムは冷戦終了後に突如として現れて、世界中至る所で無差別のテロ事件を起こしています。戦争やテロは意図的に作り出されたものであると私は思っています。200年前のアルバート・パイクの手紙は衝撃的な内容です。これから先に起こされる支配者層の計画が書かれています。⇩
イルミナティのアルバート・パイク:イスラム教徒を使って欧米諸国を破壊する! : 日本や世界や宇宙の動向
繰り返しになりますが、テロというものは、描かれたシナリオ通りに計画されているものだと思います。そうであるなら、テロリストをリクルートして養成し、武器と金を渡しているのは一体どういう人たちなのでしょうか?
こちらの方はウイグル人権活動家と称するラビア・ガーディルさんです。
ウイグルの母と呼ばれているそうです。ウイグル関連のデモに、頻繁に登場しています。
この人の背後には一体何があるのでしょうか?
ラビアさんは下の動画で「ウイグル人は 強制収容所に500万から700万人いる。(1:00~)
そして私には5人の子供と11人の孫がいますが、すべて強制収容所の中に入っている。(2:15~)」と語っています。
私は100万人を収容すること自体現実不可能だと思いますが、500万から700万人を収容してるって?それはもう絶対不可能ですよ。(因みに大阪市の人口は270万です。)
ウイグル人 強制収容所に500万から700万人 「自由インド太平洋連盟」結成集会で。
それと、5人の子供と11人の孫がすべて強制収容所の中にいるそうですが、それは嘘だと思います。少なくとも次の動画に映っている息子さんと孫娘は、強制収容所なんかに入っておらず、普通に生活しています。
二人の孫娘は、お婆さんのラビア・ガーディルさんに抗議しています。
その映像をご覧ください。
ラビヤ・ガーディルの孫娘は欧米が作り上げたウイグル人弾圧というプロパガンダに反論しています。Global Timesの独占インタビューで。(字幕ONでご覧ください。)
ラビヤさん、 家族が家で待っていますよ。早く地元に帰って本当のことカミングアウトして下さい。
こちらはテレビ・SNS映像を使った世論洗脳工作用の役者さんたちです。
この人たちの話を真に受けないでくださいね。お芝居ですから。⇩
「証言」者は泣き芝居も猿芝居できる俳優。「横暴」な中国の官警を際立たせるためか圧倒的に女性が多い。彼女らはテレビ・SNS映像を使った世論洗脳工作用のアクターなのです。帝国の「人権」部門とタッグを組んで、特にテレビに登場させる戦略。新聞記者は鵜呑みにしてきた。 https://t.co/UYrcDlWkUW pic.twitter.com/ePrKqQVojU
— アジア記者クラブ(APC) (@2018_apc)
今回もこの女性の「証言」以外に物証は何も存在しない。「いつどこで」が全く証明されない。カザフスタンには多くのウイグル族の人たちが移住しており、貿易でも行き来する。新彊の少数民族にカザフ人もいる。中国で「殺される」ような超法規的「拷問」を行えば処罰されます。https://t.co/dqMDRqk6I4
— アジア記者クラブ(APC) (@2018_apc)
私は、「中国政府がウイグル人を弾圧している」という話は欧米が作り上げた「デマ」だと思っています。ウイグルの子供たちの笑顔を見れば全てがわかると思います。
弾圧なんてあり得ません。
新疆は誰でも気軽に来れる自然豊かで美しい観光地。美しい自然の中で癒されそう。こんな美しい大地がすぐ隣の国にある。
大自然に恵まれている中国です。右翼系の人達は「中国が日本に攻めてくる、日本の領土を侵略する」などと太鼓を叩くように私達に語り続けています。つまり中国脅威論を煽っているわけですが、国土が広く水も資源も豊富な中国が、国土が狭くて資源も乏しい日本を本当に奪いたいと考えているでしょうか?
中国を警戒するより、隣国同士仲良くするべきではないでしょうかね。
続く
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