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私達の本当の敵は何処にいるのだろうか?

木村草太氏が語る加計学園と共謀罪

木村草太氏が報ステで語った内容を一部抜粋しました。正論です。



【加計学園】
「説明責任というのは、国民に納得してもらう為のものなので、納得が得られなければ、幾ら言葉を並べても意味が無い訳ですし。そもそも文科省の側は文章を示している訳ですから、文章が残っている側と全く残っていない、口で言ってるだけだと、これはやはり説明責任にはならない。相当な根拠を示さないと、説明責任を果たしたとは言えないと思いますね」


「医学部の増設が、どうしても必要であったという事。それから加計学園が最も相応しかったという事。この2つを示す客観的な情報が無い限りは、やはりこれは、中立公正であるべき行政が歪められたというふうに言われても仕方が無い訳で、政府は今回の、言った言わないという説明責任を果たすと共に、加計学園を選ぶだけの合理的な理由があったのだという事を、きちんと説明して、そうでないのであれば、それが出来ないのであれば、不正の責任をきちんと取って欲しいと思いますね」




【共謀罪】
「共謀罪については、政府は2つの目的があるとずっと説明してきた訳で、パレルモ条約批准とテロ対策と言ってきた訳です。しかしパレルモ条約というのは、そもそもテロ対策の条約ではなく、マフィアや暴力団の対策のものですし、それから日本は暴力団対策も進んでいますし、重大犯罪については、予備罪が処罰され、しかも予備罪の共謀共同正犯という事で、予備行為の共謀した関わった人はみんな逮捕出来るという法律ですから、これは今回の法律が無くてもパレルモ条約に批准出来るだろうという、専門家のあの強く言われていた意見でした」


「今回テロの危険と監視社会のどっちを選ぶか?みたいな論点が形成されてたんですが、そもそも今回の共謀罪、テロ対策には使えない、使わないものな訳ですから、そういう論点の形成自体が間違っていた。本当の論点というのは、テロ対策という政府の噓を許すかどうかという論点で。この論点であれば結論は明らかである訳ですね。やはりあの政府の目が、政府が国民を誤摩化しに来た時に、やはり多くのメディアがきちんとそれを見抜き、また有識者もテロ対策というのは噓だなという事をきちんと見抜かないと、国民が正しい判断が出来ません」


「ですからやはり、メディアの側も日頃から優秀な専門家とコミュニケーションを取って欲しいと思いますし。やはり今回、あのテロ対策だからこの法律に賛成したという有識者の方は、是非本当に自分が発言した資格があったのかどうか、きちんと考えて欲しいと思いますね」




【動画、約6分】⇩⇩木村草太教授が語る加計学園疑惑と共謀罪、まとめ






木村草太教授が語る_安倍一強の果て、と共謀罪
6・16報道ステーション





木村草太教授が語る加計文書、文科省と内閣府に食い違い







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